2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

EASY遍路の記(第14番札所 常楽寺)

13番14時45分発14番常楽寺着。 流水岩が圧巻。久遠の時の流れに出会った感すらする。そのでこぼこした歩きにくい岩場に本堂が。 ここは88ヶ所中ただ一つの、御本尊が弥勒菩薩の寺。「おん まいたれいや そわか」という御本尊真言はここだけで唱えられる。 …

EASY遍路の記(第13番札所 大日寺)

13番から17番までは固まってある。ここからは時間との戦いだが、17番までがんばろうと思い決め、12番焼山寺を13時30分出発13番14時10分着。山を降り、再び街中に。 駐車場が寺に行く途中にあるが看板が分かりにくいとガイドブックに注意があったのに、思いき…

俳句は何をやってもいい

11月19日の記事「EASY遍路の記(第11番札所 藤井寺)」の拙句「冬時雨われも一人の遍路なる 一輝」について、「時雨」は冬の季語だから「冬」をつけるのはおかしい、というご指摘があった。私は本格的に俳句をはじめてからかれこれ10年にはなる。その方も私…

EASY遍路の記(第12番札所 焼山寺)

11番から12番、歩き遍路道は「へんろ転がし」と呼ばれる難所。通常自動車は違う道を通っていくのだが、ドライブ用ガイドブックによると37.5km100分かかる行程。 藤井寺から10分ほどのローソンで昼食。遍路中は肉絶ちしているので、たまごサンドと小倉餡のデ…

EASY遍路の記(第11番札所 藤井寺)

10番10時25分発11番10時55分着。小雨。 ここは駐車場が有料(300円)。駐車場前の小屋にいる人に前もって払う。 納経を終えて改装中の正門を撮影していると、「どこから来た?」と後ろから質問。正門前で地元の野菜等を売っている店のおじいさんだ。「僕は香…

EASY遍路の記(第10番札所 切幡寺)

9番9時30分発10番9時45分着。少しばかり道に迷った。 ここは本堂まで333段の石段がある。体力の落ちた私にはきつい運動で、気合を入れ直して最初の段に足を踏み出したちょうどその時、上から降りてきた人に「おはようございます」と声をかけられた。こち…

EASY遍路の記(第9番札所 法輪寺)

第8番9時10分発第9番9時15分着。 曇り空も少し晴れてきた。このあたりから団体とぶつかることに。 ここでもハプニング。団体遍路が終えたところで読経をはじめた所、突然ケータイが鳴り出した。第8番でメールした知人からの電話。うっかりマナーモード…

EASY遍路の記(第8番札所 熊谷寺)

7番8時30分発8番8時35分着。 正門に至る石段の上から、御詠歌が聞こえてくる。誰か吟じているのかしらんと思いつつ登ると、実はスピーカーからエンドレスに流れているのであった。他の寺ではこんなサービスはない(今の所)。 正門の両脇の仁王像、この…

EASY遍路の記(第7番札所 十楽寺)

6番安楽寺8時5分出発、7番十楽寺8時10分到着。 こちらもまだ朝なので人まばら。朱塗りの門は竜宮のそれを模したと言われる。広々として気持ちのいいお寺。 納経を終えて門に向かうと、6番で挨拶した御夫人が。歩きのようなので「がんばってくださいね…

EASY遍路の記(第6番札所 安楽寺)

というわけで、本日2回目のつなぎ遍路をしてきた。少なくとも第一の難所第12番札所焼山寺まではやっつけたく、朝6時に家(丸亀市)を出発、実際には第17番札所まで打つことができた。 津田の松原SAで5分ほど休んだのみで高速を走り続け、第6番札所へは7…

"Kasparov: How His Predecessors Misled Him About Chess"

チェス続きでこんなんどうだろう。 カスパロフ『俺のすげえ先輩』シリーズのパロディ本。先輩たちの棋譜を並べ、記憶の貯蔵庫にたんまり格納してしまっていたために、似た局面で同じ手を指して負けた対局を集めている。しかも、カスパロフ自身が解説するとい…

チェス女王の日記

この調子でSebag本をぜひ。 Diary of a Chess Queen

第22期竜王戦七番勝負第3局 渡辺明竜王―森内俊之九段

渡辺勝ち。これで渡辺竜王3勝のリード。 後手番渡辺はいつもの通り角替わり後手を堂々と受けて立った。終盤後手は裸玉で生きた心地がしないように見えるのだが、銀一発で先手ダウン。つえええ。 「竜王戦中継plus」 http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/2009/…

ほぼ一日一句

猫は路地に人はこの世に冬はじまる 一輝 季語「立冬」(冬)

甘辛い青春――筋肉少女帯『新人』★★★

ぎすぎすとすさんだ学生時代を過ごした私にとって、筋肉少女帯は苦い青春の音だ。2ndアルバム『Sister Strawberry』が好きだった。「いくじなし」などは繰り返し繰り返し聴いた。これ以降、音楽性の変化とともに、だんだん興味を失っていった。 2007年に再結…