2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ザ・加藤一二三伝説

渡辺明竜王ブログで知ったが、こんな動画サイトが。 http://broadband.biglobe.ne.jp/sitemap/index_shougi.html よくあるパロディかと思ったら、なんと加藤一二三九段本人が数々の伝説に関してインタビューに応じている。コルチノイみたいなCMも遠い未来…

久々にチェスの話題

本日5月24日分の「戎棋夷説」は凄い。maroさんがマーシャルアタックについて吼えておられる。私は定跡通ではないのであえて引用はしないが、「やっぱりPd4とRe1の形で戦ってこそ白は天に恥じることが無い」なんて言い方はまさにmaro節である。 http://www.or…

今日の一句

ドーナツに死角ありけり聖五月 一輝 旧作。大阪在住の頃、ネット結社の締め切り間近に、なかなかできず苦しんだあげくどうにかひねり出した一句。当時考え事する時に使っていた近所のミスタードーナツ(笑)で生まれた。 他愛ないように見えるかも知れないが…

あずまきよひこ『よつばと!』5巻★★★★★

稲葉振一郎氏「ヤンダ登場に驚愕」と。 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060502 たしかに、ぶっとんだキャラだった。ガキ大人、好きだなあ。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840234418/qid=1148295447/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249…

NHK杯 山崎隆之六段―塚田泰明九段戦

相掛り模様から銀矢倉対金矢倉の戦いに。塚田が仕かけるが絶妙のタイミングで山崎が巧妙な手順で反撃、一気に寄せ切った。塚田は詰みまで指して都詰めの終局。山崎はちょっと悪そうな局面から勝負形を作っていくのが上手いんだよなあ。

自由という概念

読売新聞書評に載っていて気になった一冊が半澤孝麿『ヨーロッパ思想史のなかの自由』。 amazonでの解説を引く。 人間は、他者の強制によらず、自己の自由な選択により行為する。この自由意志論はアリストテレスに現われ、中世アウグスティヌスとトマスにお…

加藤元浩『Q.E.D.』24巻★★★★

カラオケボックスが舞台のシチュエーションもの「クリスマスイブイブ」と、ひねりの効いた謎解きもの「罪と罰」二編収録。前者はなぜか落語仕立てになっているが、そのあたり無教養なので必然性がわからない。後者はシンプルだが見事な収束で、まだまだミス…

[小説]アンナ・カヴァン『愛の渇き』★★★★

とつてもなく傲慢で孤独な女リジャイナの一生を描いた奇作。自伝的作品だが作者に比した女の娘ガーダは物語途中で亡くなる。デカダンというよりは不条理文学というべきだろう。実際のところ、このとんでもない女性に対して嫌悪感を抱くよりも、むしろ自分も…

しょこたん☆ぶろぐ

なんだかいろいろで更新が遅滞しておる。中川翔子のブログは常にざっと閲覧しているが、 http://yaplog.jp/strawberry2 このひと、どんだけコスプレ服もっとんだろか。ここまでくるともうシンディ・シャーマンのごとし。

竹島(独島)問題

この件でもやはりグースさんの分析が抜きん出ている。 http://sky.ap.teacup.com/deep/184.html 中央日報の記事で面白いなと思うのは、サンフランシスコ講和条約において竹島(独島)が除外されていることを韓国側がはっきり認めていること。客観的事実なの…

Larry Kaufman"The Chess Advantage in Black and White:Opening Moves of the Grandmasters"

チェスをはじめてある程度してとまどうのが序盤の作戦だろう。将棋ならば、たとえば四間飛車+美濃囲い一本で対処できるところが、チェスの場合、最初の数手の相手の応手によって戦型が変わらざるをえず、さまざまなオープニングについて知っておかねば対処…

タイトルは「ハブタニ」とか?

勝手に将棋トピックスからですが、個人的に大ニュース。 http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20060502 ■[将棋界] 「ハチクロ」作者の次回作は将棋マンガ? 週刊将棋5月3日号によると、人気マンガ「ハチミツとクローバー」の作者の羽海野チカ氏が、4月26日の名人…

河口俊彦『大山康晴の晩節』★★★★

一気に読みおえてしまった。 癌で没するまで順位戦A級という地位を維持し、活躍していた大山の強さを、その将棋術のみならず、人間的な面も含めて追求した書。技術や序盤の知識だけではトップレベルの棋士になることはできないという確信が著者にはある。 …

清水愛『針夢廃墟』★★★★

「はりゆめはいきょ」と読む。DVD付。ファンタスティックにしてエキゾティックな声優ポップソング。清水愛の中ではもっともできのよい作品だと思う。清水愛は典型的なM顔なので、ノイジィなのもきっと似合うぞ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/…