2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
2009年10月17日から四国八十八ヶ所つなぎ遍路(区切り打)をはじめた縁もあって、弘法大師空海の著作ならびに空海に関する本をいろいろ読んでいるが、この本はその中の一冊。 自身建築家である著者が、建築家としての空海に光を当て、建築物を通して空海の思…
輝きは霜降の夜の競技場 一輝 季語「霜降」(秋) 二十四節気の一つ。
芥川賞作家であり、臨済宗僧侶でもある玄侑宗久という方が般若心経入門書を上梓し、非常に売れているようである。しかし、その内容は首をかしげたくなるものという他ない。たとえば、以下のような記述がある。 「空」のもう一つの側面は「不増不減」です。 …
般若心経は「経」ではない。般若心経の「心」は、「心髄」という意味でも、ましてや「こころ」という意味でもない。 こんなことを本の中で主張しているのを見たら、あまたある般若心経本を読んだ方々は「まさか!?」と思うことだろう。しかし、まさしくこの本…
4番から5番までは2kmほど。車なら10分もかからない。 5番に着いて車から降りるやすぐ気づいた。4番大日寺に金剛杖を忘れてきた。時間が切迫しているので、先にお参りをすませてから戻ることにする。歩きならすぐ忘れていることに気づいただろう。一人で…
予定では3番で本日(10月17日)は終えるつもりだったが、まだ16時に達していないので、次も廻ることに。納経を終えたくらいのタイミングで、車を貸していた同僚も到着。3番から4番までは10kmはあるので、ここからは自動車で。というか、歩きだとぎりぎり…
2番札所の個人用納経所(件遍路用品店)で、3番に歩いて行くにはと訊いた所、正門を出て道路を右に行き、最初の信号を右に、と教えられた。3km弱の行程。 実際門を出ると、すぐ右に遍路道の矢印がある。田んぼの畦道らしい。しばし迷ったが、お店の方の指…
第1番札所から第2番札所まで1.4km。真言宗僧侶家田荘子は、この1.4kmを長く感じたと記しているが、歩き慣れていない私も同様に思った。 第1番札所は、思っていたほどではないにせよ観光客や団体遍路がそこそこいたが、こちらはたまたまなのかも知れないが…
とりあえず、本日10月17日、午前に大塚国際美術館を楽しんだあと、第1番札所から第5番札所まで打つことができた。 今回は会社の同僚と一緒に来たので、第1番札所で車を貸して、第3番札所までは歩き遍路した。そこで拾ってもらい、時間があったので、第4…
今日は、丸亀に新しくできた王将で昼食をとったあと、第71番札所弥谷寺に参った。 ここは、無料駐車場からだと本堂まで500段以上の石段があり、体力の落ちた中年にはかなりきつい所。車遍路にとっても難所と言えるだろう。 写真は大師堂につづく階段。本堂は…
普通にお遍路をしようと思ったら、連続30〜40日くらいの休みが必要で、仕事につく前の学生か、定年を過ぎ仕事をリタイアした人くらいしか、物理的に可能ではない。私自身もそういうイメージがあったのだが、昨今増えはじめているのが、「つなぎ遍路」。何度…
第77番札所道隆寺は、おそらく家から最直近の札所。たびたび前を通ったことはあれど、今まで立ち寄ったことがない。近くで買い物の用事があったので、ついでに参拝に行った。 すると、寺の横に巡拝品のお店があり、中に入ると、なんとも充実した品揃え。カラ…
本日、善通寺に行ってお遍路グッズを購入。経本は既に持っていたので、白衣、輪袈裟、さんや袋、納経帳、御絵帳、数珠(真言宗)、蝋燭、線香、納札を購入。基本的に自動車なので、杖は買わなかったが、いずれ要るかも知れない。 来週10月17日、午前は大塚国…
窓越しの寒露の月がつかめない 一輝 季語「寒露」(秋) 二十四節気の一つ。
真言宗僧侶でもある著者の歩き遍路の記録。「つなぎ遍路」とは、一度にではなく、何回かに分けて八十八ヶ所を廻ること。 ガイドブック的な使いやすさ・分かりやすさはないが、歩き遍路ならではの、トイレの有無や道の選択についてのアドヴァイスなど、貴重な…