EASY遍路の記(第1番札所 霊山寺)

kanedaitsuki2009-10-17

 とりあえず、本日10月17日、午前に大塚国際美術館を楽しんだあと、第1番札所から第5番札所まで打つことができた。
 今回は会社の同僚と一緒に来たので、第1番札所で車を貸して、第3番札所までは歩き遍路した。そこで拾ってもらい、時間があったので、第4番と第5番も廻った。
 予想では、第1番札所だけに納経所が混むのでは、とも思ったが、実際には大したことなし。よくよく考えたら、第1番だからこそ、むしろ朝方に大勢来るのかも知れない。
 第1番札所霊山寺は、幹線道路に隣接しており、ある意味、ごくごく普通のお寺だった。
 ちょっとしたハプニングがあって、大師堂内部にあるお店は土足厳禁なので靴を脱ぐのだが、店を出る際、他人の靴と間違えて履いてしまっていた。歩きのために、ウォーキング・シューズを新調していたのだが、まだ履き慣れておらず、ぜんぜん区別がつかなかった模様。お店の人の呼び出しで気づき、平あやまりしながらお返しした次第。「自分の知らぬ間に他人に迷惑をかけていることもある」という教訓と受け取った。


 正門をくぐるや秋の緑なる 一輝


 お遍路の作法について明るくない方のために。
 各札所にはご本尊を祀っている本堂と、弘法大師を祀っている大師堂があり、この二ヶ所でお経をあげ、その後、納経所で墨書と朱印、およびご本尊を描いた御絵をいただく(有料)。これを八十八ヶ所繰り返すわけである。まあ、つまり、スタンプラリーとカード集めというわけ。誰が最初に考えたのか知らないが、コレクター心をくすぐるうまいシステムだと思う。


南無大師遍照金剛