2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

第四回目

本日注入。10時から2時まできっちり四時間で何事もなく終了。いまは少しだるいですが、遅い昼食は普通に食べられました(通常かなりの嘔吐感があるそうですが、私は平気)。この調子で、あと二回でほんとうに終わればいいですが・・。

"Catechism of the Catholic Church"★★★★★

Catechism of the Catholic Churchはネット(たとえばバチカンサイト)でも閲覧できるが、手元に置いて参照すべく購入。このBantam版は新書サイズのペーパーバックで値段も安価(現時点で1000円ちょっと)。欄外に充実したcross-refferenceがあり、またペー…

治療経過

白血球がぐんと回復していたので、今週四回目いけそうです。ただ、昨晩あたりから鼻水が出ていて、本格的に風邪を引くと困ります。熱はないのでとりあえず養生いたします。

Donald H.Calloway ed."Immaculate Conception In The Life Of The Church: Essays from the International Morilogical Symposium in Honor of the Proclamation of Dogma of the Immaculate Conception "★★★★

「マリア無原罪の御宿り」教義宣言150周年を記念して編まれた論文集。六編収録してある。①The Immaculate Conception in Catholic Apologetics(Robert Stackpole) ②How dose the Immaculate Conception Relate to Every Human Conception?(Sr.M.Timothy Prok…

ネタ思いついたのでメモ

ギザトリニタス。

踊る踊る踊る教皇様

あんとに庵さんが愉快な仕事を。 http://roxik.com/pictaps/?pid=58965 考えるにキャラ的には抜群に立っているんだよな、ベネ。

治療経過

今日の血液検査で白血球がぎりぎりになっていたので、あさって予定だった四回目の投与が一週間延期になりました。さすがに薬の蓄積のせいで、期間をおけば通常回復するはずが、どんどん下がっているようです。下がり過ぎたらまた入院。仕事にセミ復帰してい…

Mediatrix 仲介者マリア:センチメンタルな旅(6)

いわゆるマリア第五の教義(すべての恵みの仲介者、共同贖罪者)に関して、『聖母マリア 〈異端〉から〈女王〉へ』の中で竹下節子は以下のように記述している。 (第五の教義は)一九六二年の第二ヴァチカン公会議で、聖母マリアの位置づけが初めて特別の議…

Scott&Kimberly Hahn"Rome Sweet Home :Our Journey to Catholicism"★★★

長老派プロテスタント夫妻がともにカトリックに改宗するまでの物語。こういう「改宗もの」は欧米ではポピュラーだが、相対的にクリスチャンの人口比率が低い日本ではあまりニーズはなさそうではある。 福音派からの改宗者Dave Armstrongもそうだが、この方々…

Conceptio Immaculata 無原罪の御宿り:センチメンタルな旅(5)

第二バチカン公会議でも活躍した神学者スキレベークスは、驚異的なマリア神学の書『救いの協力者聖母マリア』において、聖ベルナールや聖アクィナスによる無原罪の御宿りの拒否の、積極的な側面を指摘している。 聖ベルナルドや聖トマスなどの神学者は、マリ…

尊厳死など

殊能将之氏の日記(2006年11月前半分)より http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/index.html 「長期的に見れば、人間は必ず死ぬ」とは誰の名言だっただろうか。 しかし、死が目前に迫ると、人間はおびえ、混乱し、どうしていいかわからなく…

Conceptio Immaculata 無原罪の御宿り:センチメンタルな旅(4)

スコトゥスの弁証によって神学的な解決(証明に非ず)をみたので、無原罪懐胎の教理と祝祭の正当性はさしあたり明らかになった。まずバーゼル会議(1439年)において肯定的な文書が出された。有効な公会議ではなかったが、この文書は強力な武器となった。Pelik…

Conceptio Immaculata 無原罪の御宿り:センチメンタルな旅(3)

無原罪懐胎教義に反対した神学者たちは、アクィナスに見られるとおり、魂の注入と聖化との間に、かならず一定の時間の経過を要する(ほんのわずかではあっても)と考えていた。それゆえ彼らは子宮内での聖化は積極的に支持(それゆえ「聖母の出生」の祝祭なら…

経過報告

本日三回目の薬の投与がありました。検査によると二回目もかなり効いたようです。最も危険な場所である大静脈中の腫瘍もさらに小さくなり、血液内の腫瘍マーカーも入院時の十分の一まで下がってました。ただし、白血球の数は徐々に下降気味で感染症対策など…

Conceptio Immaculata 無原罪の御宿り:センチメンタルな旅(2)

著名な教義史学者Jaroslav Pelikanの"Maria through the Centuries"は、文化史の中でのマリアの位置づけを探求した良書であるが、「大いなる例外―無原罪の懐胎」の章(pp189-200)でこの教義を取り上げている。Pelikanはマリアに関する教義は(他の教義も多か…