2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ブランコの真下地球のへこみをり 百花 季語「ブランコ」(春) たまには私の俳友の句を。 そう言われてみれば、ブランコの下は、みんなが蹴飛ばしてへこんでいる。そのへこみを、すこしオーバーにおどけて「地球の」と言った所に俳味がある。「地球の」など…
飛び石のはざまはざまの落椿 一輝 季語「落椿」(春) 用事で高松に行ったので、ついでに栗林公園に寄った。梅が見頃とのこと。 やはり、見所が多い。何回か来たが、まだじっくり観覧していない所があった。季節ごとに顔も変わるし。これで入場料大人400円は…
夜、会社からの帰り、私が走っている車線を逆送するヘッドライトに気づく。最初、目の錯覚かと思ったが、どう見ても猛スピードで逆送している。右を見ると対向車線には五六台の車が列を成し、左はすぐ民家で、逃げ場がない。とりあえずブレーキを踏むと、そ…
人気なき教室ひとつ春の雨 一輝 季語「春の雨」(春)
eEYO名義のアルバムが2001年。それから音沙汰がなくフォローしてなかったら、実は2006年にeEYO idiot名義でアルバムを出していた。 バンドサウンドからうって変わってヴォーカルに焦点を当てた生音感の強いアルバムになっている。しかし、独特の浮遊感は健在…
目立たない高校生の主人公ナルミが、ふとしたきっかけでニート探偵(!)アリスと出会い、大事件に巻き込まれる。 ドラッグやマネーロンダリングなど、扱うテーマは重いが、全体に暗くない。また、文章が非常に良い。 「ねえ、ナルミ。ぼくと初対面の人間は…
HALCALI「Baby Blue!」PV(YouTube) 市販のやつにはないようだが、全PV集作ってくれんかのぉ。
二編集録だが第140回芥川賞受賞作のみ読了。 主人公は30前の独身女性で、契約社員として工場で働いているが、「生きさせろ!」的な社会問題は出てこない。工場の一年間の収入とほぼ同額の世界一周ツアーに漠然と行きたいと思いながら、日々を過ごしている。 …
『ウィッチハンターロビン』に続く懐かしアニメ第2段(!)は同サンライズ製作の『ガサラキ』。『ガサ☆ラキ』じゃないぞ。1998〜1999年放映。 秘密兵器TAといい、設定・背景が軍オタの臭いぷんぷんだ。しかしそれだけではない。米国に追随する近未来の日…
樹の中を水の流るる二月かな 一輝 季語「二月」(春)
出自の分からないサウンド。ボアダムズとは別の意味で宇宙(人)的。現代詩人がその表現性を完全に音楽化すればこうなるのかなあ、という感じだ。 まあ、ともかくはじめて聴いた時(ほぼ十年前)は衝撃だったが、今聴いても遜色ない。毛色の変わった音を聴き…
後半から急展開。ロビンは追う身から追われる身に。 謎解きがあっさりしすぎか。もう一ひねり二ひねりあってもいいかも。裏切りがありながら、簡単に仲間が結束するのも浅い。また、キャラ設定についても、財前の一種の狂信や亜門のウィッチへの憎悪など、も…