優等生的なあくのなさ――『ウィッチハンターロビン』★★★★

kanedaitsuki2009-02-05

 後半から急展開。ロビンは追う身から追われる身に。
 謎解きがあっさりしすぎか。もう一ひねり二ひねりあってもいいかも。裏切りがありながら、簡単に仲間が結束するのも浅い。また、キャラ設定についても、財前の一種の狂信や亜門のウィッチへの憎悪など、もっと深堀りできたはず。
 そういうわけで、作品としての完成度は非常に高いのだが、物足りない感じが残る。なので星ひとつ引いた。
 ラストは賛否あるらしいが、最終話そのものは破綻もなくまとまっているので、これはこれで仕方がないかと思う。


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