チェス本翻訳

コメント欄にあるとおり、My System、私の訳した部分は水野優さんによる訳がすでにあった。知ってたら、拙訳など載せないものを・・おろおろ。
http://www.geocities.jp/transbowler/chesstrans.htm

さて、こういうチェス戦略本古典を邦訳する場合、二つのやり方があると思う。
①抄訳にし、エッセンスだけを取り出す。思い切り意訳して読みやすくする。啓蒙書スタイル。
②できるだけ原文に忠実に訳し、適宜註釈註解をつける。専門書スタイル。
個人的には②の方が好みだが、商業ベースにのせるためには①も一考だと思う。こういうマイナーな分野では、とりあえず訳しました、という味もそっけもない邦訳書でもありがたがられたりするが、志を低くしてはいけない。丁寧な仕事をしていれば、いつか日の目を見ることもあると思う。
そういう意味で水野優さんのチェス本翻訳の仕事には期待しており、陰ながら応援させていただきます。