デリダ

アンテナをはってある「戒棋夷説」と「ロレンの部屋」はどちらもチェスブログだが、両ブロガーの方が、ともにデリダに言及していることを発見。私もかつて学部生時代デリダを研究していたので、興味津々。ただデリダがチェスやってたとはきかない。もしやってたいたとしたら、その棋風はdeconstractivなのでしょうか?(笑 あきらかにpositional playerだったでしょうね。
チェス好きの有名人では、いとうせいこうも熱を入れている芸術家マルセル・デュシャンが挙げられる。デュシャンはチェスオリンピックのフランス代表選手になったほどだから、かなり強かったのだろう。こちらはどっかに棋譜が落ちてそうだ。
そういえば、かの前ローマ教皇ヨハネパウロ2世はチェスが好きで、変名でプロブレム(チェス版詰将棋)集も出しているという噂がある(同郷のGMナイドルフの証言あり)。『完全チェス読本』全3巻(河出書房新社)に載っている(このシリーズ、エピソードが豊富で、チェスをしないひとにも面白い本)。