003 答え

36 Bf8
にて必至。

将棋やチェスに詳しくない方のために説明すると、「必至」とは王手(チェック)がかかっていない状態で、相手がいかに指しても必ず詰む状態(防御不能)を言う。将棋において、この「必至」にもっていく訓練をすることはレベルアップのために必須である。初心者は王手をかけたがるが、「王手は追う手」という諺もある通り、常によいとは限らず、むしろむやみに王手をかけずに包囲網を築いていく方が勝ちに結びつきやすい。
私の印象では、チェスでは、将棋に比べて「必至」の重要度が低いような気がする。実際、必至にあたるチェス用語、あるのかも知れないがあまり聞かない。むしろチェックをかけて、あるいはチェックを脅威として技をかけるコンビネーションをよく見かける。