nextmove

039 答え

41...b3+ 軽くポーンを突くのが正解。実戦ではここで白投了。ビショップで取るとクイーンが抜かれるのでキングを逃げるしかありませんが、以下42 Ka3 Qa1+ 43 Kxb3 Rb8+ 44 Kc2 Qxb2#までのメイト。

039

??? - kanedaitsuki Time for Chess 2008 Black to Play 41 Qf1まで。 こちらも久々のnextmove。簡単なのでヒントはなしです。

037 答え

24 Re8+! つづいて24...Kxe8 25 Qg8+で黒投了。以下25...Ke7 26 Bh4+ Kd7 27 Qxf7#の簡単な詰みです。

038

Paul Keres - Yuri Averbakh Neuhausen/Zurich 1953 Black to Play 41 Rd1まで。 コンビネーションにはうってつけの局面です。

036 答え

56 Kf6 56 Bxe8 Kxe8は黒キングをさばかせて論外。白キングによって黒キングの進路を妨害し、あとはゆうゆうとhポーンを進めていけば勝ちです。

037

Yuri Averbakh - Alexander Kazimirovich Tolush Garga 1953 White to Play 23...Nb6まで。 袋の鼠をさらに追い込みましょう。

035 答え

28...Ng4! 29 hxg4 Qf2+ 30 Kh1 Qh4+以下、パーペチュアルチェック(千日手)になります。一種の邪魔駒消去の手筋でした。

036

Gavriil Veresov - Yuri Averbakh Moscow 1947 White to Play 55...Kd8まで。 最後の仕上げです。

034 答え

27...Rxc7! 27...Rc8のblockadeは28 d6くらいで駄目そうです。パスポーンをルークで取ってしまうのが好判断。28 Qxc7で、次の問題です。

035

Wolfgang Unzicker - Yuri Averbakh Stockholm 1952 Black to Play 28 Qxc7 drawを目指すといえば。

033 答え

23 Bg7 クイーンのききにキングを呼び込むのが筋。以下、23...Kxg7 24 Bxf7+ Kh8 25 Qg6(Qh6#狙い) Bf8 26 Qg8#にて終了。黒はディフェンスするには駒が偏りすぎでした。

034

Wolfgang Unzicker - Yuri Averbakh Stockholm 1952 Black to Play 27 dxc7まで。 Averbakhの血の汗がにじみ出るゲームの数々には、並べているこちらの拳までが固くなります。そんな熱戦の一つ。 劣勢をなんとか挽回したところ。drawにできれば恩の字です。c…

032 答え

30...Bxf2+! 以下、31 Qxf2 Qxd1+にて投了。クイーンは取るよりありませんが、以下、32 Rxd1 Rxd1+ 33 Qf1 Ree1で白望みなしです。黒のピースの配置は理想的で、そこから生まれたコンビネーションでした。

033

Yuri Averbakh - Vladimir Zak Moscow 1947 White to Play 22...K8まで。 ここまできたら何をしても勝てそうですが。

031 答え

23 Rb3! 私のような凡夫ですと、ひとまず23 Rxe7+ Rxe7 24 Qxe7+ Kg8として、さてどうするかと考えるところですが、これではつまりません。RQRと並んでいるのは、将棋で言えば「重い」形で、軽くさばくRb3が非凡の手。以下、23 Qa4 Qe6+ 24 Kf8 Rb7と、横か…

032

Nikolay Novotelnov - Yuri Averbakh Moscow 1951 Black to Play 30 Rad1まで。 ガツンといきましょう。

030 答え

39 Ncxe5! ナイトでポーンを食いちぎり、a1-h8のダイアゴナルを無理やり開きます。取っても39...dxe5 40 Qxe5+ Nf6 41 Qe7+ Kh6 42 Qf8 Kh5 43 Qxf6で、黒防衛不能。実戦は39...Qd1+ 40 Kh2 Ra1にキングの退路を断つ41 Nxg4+が決め手。数手で黒投了となりま…

031

Mikhail Tal - Jonathan Speelman Reykjavik 1988 White to Play 22...Kxf7まで。 急がば回れといいます。

029 答え

26...Rxf3 27 Kxf3は27...Qd3+ 27 Kf2 fxe4+以下、どんどん攻めてよし。実戦は27 Nxf3 Qxd1に28 Ng5と指して投了。黒28...Qh5でも28...Qd7でも白の攻めは切れてます。

030

Mikhail Tal - Johann Bjarni Hjartarson Reykjavik 1987 White to Play 38...Qxd3まで。 これだけタリを続けたので、もう一目でしょう。

028 答え

22 Nd4 ナイトのおかわりで黒困っています。22...Re8は23 Nxf5 Kh7 Nd4、22...Bd7は23 Re7 Rd8 24 N anywhere、22...Rd8は23 Nxe6 fxe6 24 Rxe6、ポーンアップもしくはピースアップします。実戦は22...Bd5 23 Re7(やはりここが急所)23...Rc8 24 Nb5にて黒…

029

Zoltan Ribli - Mikhail Tal Montpellier Candidates 1985 Black to Play 26 Kg2まで。 白はひどい愚形です。一気に崩壊させましょう。

027 答え

19 Nxf5! a2-g8のダイアゴナルとeファイルを無理やり通すナイトサク。19...exf5に20 Bd5が味のいい手です。20...Rb8なら21Re7でピースを取り戻してポーン得、20...Ba6なら21 Bxa8 Rxa8 22 Re7で黒絶望的。実戦は20...Be6 21 Bxa8 Rxa8と進みました。せっかく…

028

Mikhail Tal - Victor Korchinoi Montpellier Candidates 1985 White to Play 21 Rxa8まで。 流れにのってドスンと。

026 答え

31 Kf1 防戦一方の黒の唯一のたのみの綱はeファイルのパスポーン。黒ピースが動けない隙に、キングによってそれをblockadeします。プロプレイヤーのこういうキングのさばきには、本当にうならされます。この後、黒が31..Qg7?とblunderを指したので、32Rb8+に…

027

Mikhail Tal - Victor Korchinoi Montpellier Candidates 1985 White to Play 18...b6まで。 大豪同士の対決。黒の隙を見逃してはいけません。

025 答え

26 Nd2 押しても駄目なら引いてみなと、d2を通過してc4にナイトを移動(マヌーバー)。ナイトも戦線に参加させる数攻めがききます。黒のピースはディフェンスのためにキングに張りついていなければならないので、白キングの安全は保障されているところがミソ…

026

Mikhail Tal - Ljubomir Ftacnik Sochi 1982 White to Play 30...e4まで。 あと一押しですので。

024 答え

24 Nxf6+ fファイルを通すところがポイント。黒はここで投了しましたが、24...gxfならば、25 Qxe5! fxe5 26 Rg3+ Kh7 27 Bd3+ Kh6 28 Rf6#でメイトです。

025

Mikhail Tal - Ljubomir Ftacnik Sochi 1982 White to Play 25...e5 Poisoned Pawnの名局から二題。白軍殺到ですが、黒側も全軍で防衛体制を築いてます。黒がNd4を防いでeポーンを進めたところです。