靖国参拝とか

NHKで先の戦争をめぐる討論会を開いた由。私は見なかったが、櫻井よしこ町村外相がGJをかましたらしい。
ぼやきくっくり
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri
がテキストおこしをやっておられる。
で、一番受けたのが次のやりとり。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri/index.php?eid=111

チョウ(韓国人)
「日本はアジアの批判に対して忠義を。たくさんの反応が出てるのに、日本政府が無視するのはアジアから見ると、日本は過去のことに誠意がないと思える。靖国もそうだし、日本政府がもっと真正面からぶつけてきた方がいいと思う」

櫻井よしこ
「アジア各国とはどの国ですか?」

チョウ(韓国人)
「特に中国、韓国」

櫻井よしこ
「私たちはここできちんと定義した方がいい。アジアと言うとアジア全域と思うが、特に激しい批判してるのは中国、韓国。台湾は積極的に要人が参ってる。マレーシアもそう。まず中国・韓国と定義したい。靖国神社A級戦犯が合祀されてるからいけないといったが、合祀されたのは78年。発表されたのは79年。大平首相、鈴木首相も参拝した。中曽根首相が85年に行った時、中国が批判をした。では79年から6年あまりなぜ中国、韓国は何も言わなかったのか?それは中国の国益に基づいた戦略がある。85年にクレームつけた時も、国際社会の状況見れば、言った理由がわかる。つまり中国が言ってるのは国益考えて、いま靖国に反対した方がいいという、そういう入口になってる。中国とアジアの問題、根本的な問題がもっとあるというのを考えた方がいい」

靖国参拝を批判するその当事者も、他国の慰霊様式にいちゃもんをつけるのは、世界全体の中では特異な行動であることを理解しておられるということか。

話かわって保守系ブログではのきなみ小泉首相終戦日談話(http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2005/08/15danwa.html)の評判が悪いが、その中で異彩をはなっているのがまたまた
Irregular Expression
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200508161814.html
である。よく言われるごとく村山談話の焼き直しなのではなく、きちんと修正していることを引用文により指摘。こういう記事を見るに、一本調子で自分の立場を押しつけんとする「鼻息の荒い」文体にもかかわらず、なかなかバランスのとれた方だと思うのだが・・