自分の頭で考えない東天パー子

東天さんは「天の川」
http://d.hatena.ne.jp/touten/20041208
12月8日分で以下のように書いている。

講座の先生はカトリック評議会のメンバーだそうです。

第2バチカン公会議以降の流れを語ってくれる講座なのですが、

第2バチカン公会議で、

「教会の外に救いなし」という教義は、廃止されたそうですよ。

キリスト教徒ではなくても善行を積めば、神の救いがある」

に変わったのだと、おっしゃってました。テープに録音しておきました。

ほんとにばかだな、パー子さんは。どんな教義にしろ公会議で「廃止」されることはありえない。教義ってのは信ずべき真理のことだろ。過去真理であったものは現在も真理だし、未来永劫真理なのであって、そうでないならそんな教義をどうやって信じるんだ?
公会議は、神学者たちの間で意見の分かれる問題について議論し、教義を決定する場ではあっても、一度絶対的な信仰箇条となった教義を否定することはできない。そんな権限は誰にも(もちろん教皇にも)持たされてはいない。
問題となるのは、第2バチカンで新しい教義(ただし、過去の教義と矛盾してはならない)を採用したかどうかだが、これは荘厳宣言がないことから否定できる。あそこで言われているのは、せいぜい信じることを推奨されているにすぎず、絶対に信ずべき教義とはレベルが違う。
東天パー子さんよ、俺は『第2バチカン公会議公文書全集』を持ってるから、具体的な箇所を引用して反論してみろよ!
まあ、その前に「教会の外に救いなし」の定義の問題があるが、これは別の機会としよう。
それにしても、この東天パー子の文章には講座の先生によるとだのオリオン君によるとだの、権威的な言い回しが散見される。いや、もちろんどこの馬の骨か知らん先生だのO君だの、俺には何の権威でもないけどな。もし本当に先生が上のごときことを言っているなら、お気の毒ながら、単なる間違いを主張しているにすぎない。
東天パー子さんは、自分で真偽をたしかめようとしないのかね。カルトにいるときはカルトの牧師の、オリオン君とくっついたらオリオン君の言いなり。
パー子ちゃんよ、はやく自立しろよ!