高度国防国家への道

思わず吹き出してしまった記事。

海外駐留米軍の再編成の中で、在日米軍基地は絶対に縮小されないどころか強化され負担が増え自衛隊は米軍の中に組み込まれる。
「この国を守ってくれるのはアメリカだけ」とブッシュのいいなり奴隷の小泉首相にやらせていたら、この国は必ず韓国で大問題になっている同じ徴兵制が強行され、若者に兵役義務が強制される日が近く必ずやってくる。若年層はいよいよ大変だぞ。
 ドンドン進んでいる強大な軍事国家への道。「新しい歴史教科書」で歪んだ国家観を教育され、花の青春時代を軍隊でシゴかれ、韓国のスターやプロ野球選手と同じ苦悩が待つことになるこれからのこの国。

芸能などの楽しいネタを掲載していると思いきや、他方で、こういう妄想をふくらませた記事ものっけていたりして、面白いな。
まあ、期待にはずれてブッシュが再選されたことへの腹いせなのだろう。
「必ずやってくる」などと言っているが、なんの根拠も示していない。そもそもなんで「徴兵制」がよろしくないのか? 防衛力が足らない事態になれば、責任ある政府は合理的選択として「徴兵制」を選ぶだろう。強制的に国民から金を取る(税金)のはよいが、兵隊に取るのはいかんのか? なぜ?
だいたい、米国との安定的な軍事同盟は、むしろ日本の軍事費を抑制しているということがわからんのだろうか。かりにそれが解消されれば、核兵器を含めて強力な軍事力を独自に保有しなければならなくなる。反米反戦のサヨッキーは、なぜか、軍事同盟解消+軍事力縮小という、相反する2項を対案として持ち出す。もっと、まじめに頭を使ってくれ。