今週の読売俳壇

久々ですが、6月21付読売新聞より。

(正木ゆう子選)
菜の花や迎へし月に色満たす 池田一穂

きれい。きれいすぎる。俳句ずれしてくるとこういう美意識の塊のような句は敬遠しがちだが、正統な路が廃れると、俳句全体の背骨が弱体化してしまう。狭き門より入れ!