イラク派遣自衛隊

6月8日付の「ぼやきくっきり」http://www.st.sakura.ne.jp/~kukkuri/boyaki.htmlで、重要なことが伝えられてました。

陸自イラク復興支援・番匠群長インタビュー/支援中断「1日もない」/通じた『義理・人情・浪花節

 産経の独占インタビュー。WEBには載ってないみたいなので、少し紹介。

 渡辺にもぜひ読ませたい!

 (渡辺って元自衛隊員なのに……何であんなふうになっちゃったんやろか?)

−情勢が緊迫すると、宿営地にこもり、復興支援業務を中断した、という一部報道もあったが

「まったく事実と反する。『籠城』も中断も、ただの一度もない。給水も一日も休んでおらず、すべて予定通りに終わった。いくら説明しても誤報が流れ、心外で悔しかった」

−宿営地近くに迫撃砲弾が着弾したが

「部下はプロなのだと思った。『来たな』というのが、正直な感想だった。これまでも厳しく危険な訓練を繰り返しやってきて、弾の種類や威力は音でもわかる。(中略)部下たちは、浮き足立つこともなく、冷静だった」

−規律・礼節は

「規則違反や、現地で非難されることは一度もなかった。特に各国軍人は、われわれの宿営地を訪問する度に、『信じられない整然ぶりだ』と連発していた(後略)」

他にもこんなコメント。

「雇用したイラク人らとチームを作って、有刺鉄線で服もボロボロ、体中血だらけ、汗まみれになって、夕方まで同じ作業を続けた。昼食を分け合ったり、休み時間には重機のバケット(土をすくう部分)に仲良くなった両国の二人が腰掛け、会話本を指さしながら、教え合っていた。他の軍隊では、軍人は監督をするだけで、現地作業員たちも午後三時を過ぎると、仕事途中で帰宅する。各国軍人たちは、自衛隊のやり方に驚いていた」

「実父が亡くなった部下に帰国を促したが、その隊員は残って頑張ると言って残った」

「子供が生まれた隊員について、朝・終礼で紹介すると、仲間がわがことのように喜んだ」

 「宿営地にこもってるだけ」みたいな報道、確かに何度もされてましたが、ガセネタだったとは。

 日本のメディアの中には、自衛隊を貶めたいメディアも少なからず存在してますからなあ。

 そんな報道を信じてしまった自分を恥じます。

WEB上でも、自衛隊は宿営地に引きこもっているという偽情報で、やいのやいのと批判する輩が保守系の中にもうじゃうじゃいました。ほんと、もくもくと職務を果たす自衛官に敬意を表します。