2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

こんなん出ました

ふわふわの元をただせば春の月 一輝 季語「春の月」(春) 「春月」と言えば、「外(と)にも出よ触るヽばかりに春の月 中村汀女」「紺絣春月重く出でしかな 飯田龍太」などの格調高い名句が思い浮かぶが、それらを念頭に違ったテイストを狙った。

啓蟄

啓蟄や符号だらけのテレビ欄 一輝 季語「啓蟄(けいちつ)」(春) 二十四節気のひとつだが、メジャーともマイナーともつかぬ微妙なポジションにある。地中の虫が蠢き出すの意だが、漢字のごつさが想像を誘う。

これぞ光速の寄せ――Ruins『Tzomborgha』★★★★★

何度か紹介し、ライブにも足を運んだ2ピース(ベース&ドラム)バンド。実は初期のアルバムしか所有していなかったので、2002年発表の本作を入手した。 かつては「構築的」と形容したが、このアルバムの怒涛の疾走感は、金属的流体(水銀?)とでも表せよう…

私は猫になりたい

死ぬほどに猫にプラトニック・ラブ 一輝 季語「猫の恋」(春) と書いてはみたが、もちろん反則スレスレ。いちおう恋する方も猫ということで許して。写真は今日寄った行きつけの喫茶店の飼い猫。