2007-05-10から1日間の記事一覧

もはや評価不能の怪作――浦賀和宏『世界でいちばん醜い子供』?

八木松浦シリーズ第六作。五作目までは基本的に八木の視点から書かれていたが、今作では松浦純菜の一人称になっている。前作まで純菜はどちらかというと「神秘的な謎の美少女」テイストで描かれていたかのように思われるが、実際には超「俗物」であることが…