2004-06-23から1日間の記事一覧

大高翔『17文字の孤独』(角川書店)

読み通すのが苦痛だった。しまりのない字余り。甘ったるく煮詰められていない観念語の数々。テイストは黛まどかに似ているが、黛の方ははるかに俳句形式が身についており、その句の読後感はけっして悪くない。なぜ評価されているのかさっぱりわからない。若…