ジェットコースターのような時間

９月30日、10月１日と、あんとに庵さん、Ｋ神父にお会いする。はぐれ者の私ごときになぜか興味を持っておられるお二人である。
９月30日は夜に会食、10月１日は私が自動車で、瀬戸大橋記念公園、丸亀城（亀山公園）、栗林公園と案内する。意外に面白かったのは瀬戸大橋記念公園。センスの欠片もない構築物が並ぶ、開通当初を境に、ご近所の方以外地元民は決して足を運ばないと思しき場所である。しかし、ぐるりと周っていくうちにつれ、バブリィな建物という形をとった、一種の神殿跡のようにも思えてきた。三人の話題は人間のプリミティヴな宗教性に自然と進む。
久しぶりの本格的な外出と、ヴァーチャルでない交流にテンションもあがり、様々なことを話したが、芸術やもちろんカトリシズムについてなど濃い会話の連続であった。なんだか半年分しゃべって聞いた気がする。
お二人ともいちおう私の「お接待」にまずまずご満足いただけたようで幸いである。名残惜しいながら、「また一年後に集合」を約束してお別れした。ありがとうございました。お会いできて良かったです。