NHK杯決勝

殊能さんによるとこんな感じ。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/index.html

 昨日(3/19)は1日じゅうだらだらテレビを見ていたんだが、いちばんおもしろかったのは、NHK杯将棋トーナメント、渡辺明竜王×丸山忠久九段の決勝戦だった。先手の渡辺竜王が初手に3六歩をついたから驚いたよ。決勝だってのに、大胆なことするなあ。

 渡辺竜王はなにかの棋戦で「おっさんに負けるわけにはいかない」と発言し、物議をかもしたらしい。渡辺竜王自身は21歳で、「おっさん」というのはせいぜい30代半ばだから、早熟の天才の世界はおそろしい。

 結局、渡辺竜王は負け、感想戦のとき、解説の米長邦雄永世棋聖(っつーか日本将棋連盟会長)が「おっさん相手だから3六歩でいいだろうと思ったのかな」と例の皮肉な口調で訊いた。渡辺竜王が思わず「はあ」と生返事をしたから、千葉涼子があわてて「そこは否定しないと」とフォローしてたよ。

記憶で書いているので食い違いがある。「はあ」は「そうですね」だったと思うのだが、「おっさん相手だから」は伏線があったからそうだったのだろう。