Steve Reich『Octet;Music for a Large Ensemble;Violin Phase』★★★★

水野優さんがクロノス・クァルテットに触れていたので、久々にライヒを聴いてみた。
http://yumizuno.seesaa.net/article/12064931.html
スティーヴ・ライヒはいわずと知れたミニマルミュージックの創始者である。知らない方のためにいちおう記すと、ミニマルミュージックとは、フレーズを少しづつずらしながら繰り返す音楽のジャンル。ドゥルーズ風に言えば「差異と反復」。簡単に言うと「輪唱」である
私の一番のお気に入りはこのアルバムに収められている”Music for a Large Ensemble”で、音の厚みが大きすぎず小さすぎず非常に耳に心地よい。また、「前衛的」ではないが、トランス感はじゅうぶんある。何度聴いても飽きない、ある意味ミニマルミュージックのスタンダードだといえる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000261I7/qid=1138071921/sr=1-73/ref=sr_1_2_73/249-2840496-7369909