逆に

あんとに庵さんはブログ「備忘録」2月4日分で
http://d.hatena.ne.jp/antonian/20050204/
次のように書いている。

ブログを毎日書くようになってから、気になる癖がついた。思考が文章化されるのだ。話し言葉ではなく書き言葉で思考しているようだ。これがすこぶる気持ちが悪い。

根っからの絵描き人間であることをうかがわせるエピソードで興味を引いた。というのも、私は逆にものごころついたころから、「思考が文章化され」ていた。ものごころついたころから、というのは、つまりネットを活用しはじめる前だから、日常的に文章を書く習慣がなかった時からだ。私にとっては普通なのだが、たまに自分の思考を口に出すと、「どうやってそんな長い文章記憶してんの?」などと不思議がられることがある。私は根っからのロゴス中心主義者なのだ。