日商簿記２級取得

　前回３級は100点を目指して勉強していたが、今回は十分な勉強時間を確保できなかったので80点狙いで（合格ラインは70点）。商業簿記３問60点＋工業簿記２問40点という配分で、商業簿記は３級に毛が生えた程度なのでそこでほぼ満点を取れば、残り工業簿記半分で良いという計算。計算通りか否か、工業簿記がボロボロだったがギリギリでパスした。
　参考までに私が独習で実際に使用したものを紹介しておこう。


・滝澤ななみ『スッキリわかる日商簿記２級商業簿記』（ＴＡＣ出版）
・滝澤ななみ『スッキリわかる日商簿記２級工業簿記』（ＴＡＣ出版）
　独習の場合はわかりやすさを優先。他にネットスクールの「サクッとうかる」シリーズも同じくらいわかりやすいが、「スッキリ」版はテキストに問題集がセットされており、単純にコストが半分で済む。
　簿記に限らず、検定試験は専門学校関係の本が充実してきているので、独習者にはありがたい環境に今はなっている。最終的には本屋で手にとって自分にあったものを購入すればよいだろう。
　テキストを読み進めながら随時問題を解くべき。もし分からなければ、テキストを見ながらでも良い。とにかく手を動かして、頭ではなく体で覚えること。そうしないと記憶に定着しない。
・『日商簿記検定模擬試験問題集 2級 商業簿記・工業簿記〈平成20年度〉』（実教出版）
　上記２冊を終えたらこれ。検定試験勉強で過去問をするのは絶対。過去問３回＋模擬試験１０回に傾向別対策問題がついている。解説が詳細なうえ別冊になっており、また解答用紙が切り離し可能で非常に使いやすい。しかも安い。一通り解けば十分な実力がつくはず。不安ならば、解答用紙をコピーするなどして繰り返しやれば良い。


スッキリわかる日商簿記2級 商業簿記 (スッキリわかるシリーズ)
スッキリわかる日商簿記2級工業簿記 (スッキリわかるシリーズ)
日商簿記検定模擬試験問題集 2級 商業簿記・工業簿記〈平成20年度〉