岩田康成『これで完ぺき社長になる人のための経理の本 管理会計編』★★★

管理会計」とは聞きなれないが、簡単に言えば経営に役立てるためにデータとして使う会計のこと。現実のもうけがいくらになるかをきっちり算段するわけだ。会計上の利益ではなく、昔風に手元にある現金に着目する、という提案などには虚をつかれた。ただ、合宿仕立てにする必要があったのかどうか、疑問。
にしても、クルーグマンはともかく、普通に日経文庫とか読むようになるとは思ってもいなかった。そのうち『月刊プレジデント』とか『月刊ダイアモンド』とか読み出すんじゃないだろうな。「徳川家康に学ぶ人間管理術」とか(笑